三人旅 >訪問篇 >茶屋坂

目黒のさんまの舞台になった茶屋坂を訪ねてみました。

標の下から JR目黒駅から北西に向かって約15分。
実は以前にも訪れたことがあったので記憶をたよりに入り組んだ坂道を 下へ上へと歩いていくと、ちょっと見落としそうなありふれた坂道が現れます。
この坂道が茶屋坂です。
標 坂に立っている小ぢんまりとしたには

「この坂の近くに一軒茶屋があったので、茶屋坂とよばれるようになった。 この茶屋は『じじが茶屋』ともよばれており、江戸時代に将軍が目黒に 狩りに来た時、よく立ち寄ったところである。」

とあります。
標の上から 坂をの上からみたところ。
左の標識のそばに建っているのが茶屋坂の標です。 確か、この坂を下ったところに公園があったと思い出し、行ってみる ことにしました。
公園 から坂を下ってすぐ、一本だけ紅葉した木の立っている 小ぢんまりとした公園があります。
ここは「東京都目黒区 茶屋坂街かど公園」と云います。
公園全景

公園の全景

この公園には目黒のさんまの噺のもととなった 将軍の鷹狩にまつわるものがいくつか。
将軍家鷹狩之図

将軍家鷹狩之図

元々目黒のさんまは徳川三代将軍家光公の逸話とか。
八代目林家正蔵さんは将軍家光で演じていたそうですが、三遊派では とくに名前を決めずに演じているとか。
目黒のさんま之図

目黒のさんま之図

日に焼けたのか、以前(3年前)に来たときよりも絵の色がずいぶん 薄くなってました。
石碑

茶屋坂の清水の碑

この碑の説明板「茶屋坂の清水の碑によせて」によると

「この爺々ヶ茶屋は、江戸時代、徳川歴代の将軍、三代家光公、八代吉宗公が、 鷹狩におなりのさい、背後にそびえる富士の絶景を楽しみながら、 湧き出る清水でたてた茶で喉を潤したと云われています」

だそうです。
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