お血脈の舞台になった善光寺を訪ねてみました。
        
        大本願を横目に緩やかな坂を上っていくと正面には
        仁王門。額は山号の「定額山」(じょうがくさん)
大正七年(一九一八)再建
建築様式 銅瓦葺 唐破風切妻造
「定額山」の額は伏見宮貞愛親王の御筆
仁王尊及び背面の三宝荒神・三面大黒天は高村光雲 ・米倉雲海の合作
        
        やっと本堂に辿りつきました。
        定額山善光寺
皇極天皇元年(六四ニ)勅願により建立されました。その後、 度々火災で堂宇の消失・再建をくり返し、現本堂は宝永四年 (一七〇七)に再建されたものだそうです。本尊は『一光三尊阿弥陀如来』。
夜になるとこぉお。朝にはこぉ のあれです。
        
        ここで左手に向かうと御血脈授与所があるのですが、
        忍び込む(?)にはまだ時間が早いということで辺りを散策することに
        しました。まず、本堂の前に群がっている鳩を発見。五右衛門さんはここで一緒に 豆を食べたのでしょう。
        
        重要文化財の「経蔵」に行こうかと思いつつも、そのまま本堂の左脇を
        通って裏に回ると高尾燈籠なんてぇのがありました。「江戸吉原にあった三浦屋の遊女高尾の供養塔として造立されたと 昔より言われております 善光寺」
だそうです。
        
        本堂の左奥にある、忠霊殿のひざもとにはお母さん牛の善子(よしこ)さん(左)
赤ちゃん牛の光子(みつこ)さん(右)
この牛に牽かれて善光寺?それにしてもこれはホルスタインですね。 ホルスタイン?→乳製品→ソフトクリーム??
ふと仲見世にあった「みそソフトクリーム」を思い出し、食べてみようかと 行ってみることにしました。
        
        仁王門からすぐのところにある「元祖みそソフトクリーム」の幟。
        食べてみようか、でもみそだし・・・。どうしようかと迷っているうちに気がつくともう日が暮れかかっていました。
「あぁ、俺達は此処にこんなことをするためにやって来たんではなかった」 と、急いで「御血脈授与所」に行ってみましたが・・・。