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忠臣蔵

年末の風物詩といえば、忘年会にクリスマス。それとこの時期必ず テレビや映画で見かけるものに忠臣蔵があります。 忠臣蔵は正しくは仮名手本忠臣蔵と云い、一七四八年に竹田出雲、 三好松洛、並木千柳の合作で、元禄赤穂事件いわゆる赤穂浪士の討入 を元ネタに作られた狂言で、はじめは人形浄瑠璃のための狂言だったそうです。 昔から歌舞伎でこの興行をすると、はずれたことのないと云われるほどの人気で、 当時の人は、その台詞から所作からよく心得ていたようで。
落語でも忠臣蔵をネタにした噺がいくつもありますが、 そんな当時の人たちには余計に趣深いものが あったのではないでしょうか。
仮名手本忠臣蔵は全十一段からなり、これを扱った落語は、 また芝居の噺ではありませんが、台詞や所作をくすぐりに使ったものに 小噺やバレ噺では、
  • 大星由良之助
  • 天野屋理兵衛
  • ゆらしゃるか
等々、いろいろあります。
これらの演目も歌舞伎を一度ご覧になると いっそう面白みがますのではないでしょうか。 (実際、黒めがねはその昔、たまたま歌舞伎の五段目を観る機会があったのですが、 中村仲蔵とリンクしてなかなか楽しむことができました。)
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